【アニメ感想】恐ろしい状態異常『ダンジョン飯』第15話

 アニメ『ダンジョン飯』第15話の感想です。現在Amazon Prime Videoで視聴中です。原作は読んでいますが、一旦忘れるようにして、無心で見てます。
【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作既読ですが、それで分かる先の展開などにはなるべく触れないようにしています。

 

 

第15話 『ドライアド/コカトリス』

 迷宮の形が変えられ、城下町の階層から出られなくなってしまったライオス達。食事もとれず迷っていると、チルチャックが花の香りに気付いて…。
 というお話。

 

 

ドライアドと花粉症

 ドライアドこわっ…!花粉とはなかなかタイムリーな話題です。花粉症、ツラいですよね。クシャミ・鼻水が止まらなくなって、目も症状で開けられなくなるって、ほんとに攻撃として有効なんじゃないでしょうか。
 ドライアドの実、おもしろいけど食べろと言われたら困ります。たまにかわった形に成長した野菜なんかがニュースになったりしますけど、もしこんなリアルな人面具合だったら食べるの躊躇するかも。しかも何とも言えない絶妙な表情してますし。なんかグッズとかありそうな。
 料理はかぼちゃのポタージュと思えばおいしそうだなぁ。お腹が満たされると前向きになるのはよくわかります。食事はほんとに基本だし大事ですね。
 若者にご飯を食べさせたがるセンシが素敵。にこにこと成長を見守る感じがいいです。その気持ちをドライアドたちにも向けるのも、センシらしいと思いました。

 

ライオス魔術を習う

 ライオスが魔術使えたら心強いですね。魔法剣士みたいなものでしょうか。
 マルシルはさらっと言ってるけど、「無限が存在する異次元」からエネルギーを持ってくるってかなり危険なことのように聞こえます。一瞬とはいえ、迷宮の一部になったファリンって、大丈夫なのかな。ドラゴンというか迷宮とつながってしまった?
 ライオスの魔力酔い、つらそうです。周りで「助けて、死なせて」と言っている声は、幻聴というかゴーストたちなのでしょうかね。重要なことなんじゃと思いますが、ライオスは大事なことに触れていても自覚がなく、なかなか気付いてくれないからなぁ。迷宮の謎以外のことも、自分のことでさえも。ちょっともどかしく、そしてライオスらしい…。

 

コカトリスと石化

 マルシルの想像の「わー!」がとってもかわいい。ライオスみたいにはできなかったけれども、マルシルってけっこう適応力あるなぁと思います。優等生的にすごく抵抗もするけど、困難な事態を打開するためには柔軟に考えて動けるというか。
 そして石化する時にはポーズが重要…(メモ)。ライオスがポーズとらせようとしたのも、センシが倒れないように安定させたのも、チルチャックが薬草を貼り付けたのも、みんなマルシルを助けるためで真剣なんだけど、どうしてもおかしなことになっちゃうのがおもしろいですね。
 石化が解けてよかった…「漬物石に使うな」はごもっとも。マルシルの本気トーンのツッコミとか返しって、だんだんクセになってくる感じで、好きです。

 

 

 最近はハードな展開(それも好きです)が続いてましたが、今回は最初の頃のような楽しいダンジョン飯回でした。なんだかんだ足止めを食らって地上に戻れないライオス達は、突破口が見つかるのでしょうか。
 次回も楽しみです。

 

 

▼ 前回のお話は ▼

michinosora.hatenablog.com