【アニメ感想】取引と救出『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』第5幕

 アニメ『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』第5幕の感想です。『狼と香辛料』は気になっていた作品なのですが、原作もアニメも触れる機会がないままでしたので、この機会に見ていきたいなと思います。完全初見になります。
 ※ 感想の中で内容に触れることがありますので、未視聴の方はご注意ください。

 

 

第5幕「狼の化身と従順な子羊」

 ホロがメディオ商会に攫われ、ミローネ商会に脅迫の手紙が届く。ロレンスはホロを取り戻すため、協力してくれるようミローネ商会と交渉して…。
 というお話。

 

 

商会と交渉

 価値の下がる銀貨で大きな利益を出そうと思ったら、やっぱり銀貨を発行する側とつながらないと難しいですよね。トレニー国の王家と取引して集めた銀貨を渡すかわりに特権をもらい、それで利益を生み出すという方法か、なるほど~。権利をもらえたら継続的に利益を出せるだろうし、それはぜひとも欲しいだろうなぁ。
 ホロを助けて利益も確保するためにメディオ商会より先に国王との取引をまとめるってことですが、それをとっさに考えつくロレンスすごいけど、実行するのは大変そう。ミローネ商会じゃなかったら無理って言われてたかも。
 正直ミローネ商会はホロとロレンスのことを知らなかったとか関係ないとか言って切り捨てることもできると思うんですが、ホロの救出も込みで作戦立ててくれるの優しいなと思いました。もちろん利益確保や不利益を被らないように考えているんでしょうけど、信用できる商売をしているところなんだなと感じられます。

 

ホロの救出

 あの地下道って教会が作っているみたいですが、どういう目的があるんでしょう。気になりますね。
 救出されたホロがなんか不機嫌だな~と思ったら、助け出しにきたミローネ商会の人とロレンスを間違えてやらかしたのかな。何したんだろう。尻尾が箒みたいに逆立ってるの、おもしろい。
 ホロが捕まっている時に会った知り合いはヤレイだったんですね。自分のことを思い浮かべてくれたことを嬉しく思うホロも教会へ引き渡してしまおうとしていることを悲しむホロも、せつない…。
 ホロ泣いていたけど、ロレンスとやりとりするうちに元気になって良かったです。コロコロ表情が変わるホロはかわいいし、それに振り回されるロレンスがいいなぁ。ホロもロレンスをからかってるみたいだけど、「嬉しい」とか嘘で言ってるわけじゃなくてちゃんと本心が入ってると思えるのがいいですね。

 

取引の行方

 エーレンドット伯爵ってヤレイの村の領主様か。本当にその人が後押ししているのなら、新しい農法を導入したり、銀貨の変更を利用しようとしたり、なかなかやり手っぽいですね。
 最後の様子は、ホロが逃げたのがばれて追手がかかるのかな。ホロたち、うまく逃げられるかなぁ。
 ミローネ商会の方はメディオ商会より先に交渉をまとめられるのでしょうか、それも心配です。

 

 

 続きが気になる~、次回も楽しみです!

 

 

▼ 前回のお話は ▼

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