【アニメ感想】『ダンジョン飯』 第4話

 アニメ『ダンジョン飯』第4話の感想です。現在Amazon Prime Videoで視聴中です。最新話まで話数が進んでいますが、順番に感想を書いていこうと思います。
【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作既読ですが、先の展開などにはなるべく触れないようにしています。

 

 

第4話 『キャベツ煮/オーク』

 地下三階、黄金城の中に進むライオス達。普段その辺りを拠点としているセンシについていくと、ゴーレムを畑として利用していて、野菜を収穫することになる。
 また、取引所でオークの襲撃を受け、捕らわれの身になってしまう。そこでそれぞれの種族で対立している歴史について言い争いになるが…。
 というお話。

 

 

センシの生き方、考え方

 ゴーレムを畑にするって、想定外の使い方ですね。チルチャックとマルシルのツッコミにうなずいてしまいます。城の人も研究者も泣く…いや、もしかしたらゴーレムの新しい可能性に喜ぶかも?
 それにしてもダンジョンの中でゴーレムの畑から野菜収穫して耕して種を植えて…ってなんかシュールです。
 魔法生物に関して許可とか犯罪とか脱法とかって言葉が出てきましたが、どこかでちゃんと法律で管理されているんですね。魔法ってなんでもありに思えるから、放っておいたら危険なんだろうなぁ…。
 センシの生き方、考え方が素敵です。他の人からしたら「なんでそんなことしてるの?」って感じの行為かもしれないけれど、トイレの管理や畑仕事、人が嫌がるようなことや大変で手間がかかることも日々進んで行って、ダンジョンと共に生きていくというセンシの姿は心動かされるものがあります。変わり者と思われても一人でもそれを貫いている…ライオスが惹かれるの、わかりますね。
 便利と安易は違う、手軽に済ませると鈍るという考え方もこだわりがあって共感できるところがありますし、うーん例えばPCで文字入力することが増えると漢字忘れるみたいなもの(ちょっと違う…?)でしょうか。今回はセンシについて掘り下げたお話でしたね。

 

オークと熱い論争

 オークは魔物というか種族に近い扱いなのかな…コミュニケーション取れて、交渉もできると。人間を容赦なく襲ってくるのは恐ろしいけど、オークっ子がかわいらしい…!
 パン作りのことしか考えてないセンシがさすが…、でも命は差し出さないで~。
 マルシルとオークがパン種に怒りをぶつけながら言い争いをしてるのがおもしろいです。きっともちもちふわふわのパンが出来上がることでしょう。ただ、内容は種族間の対立や争いで深刻な問題なんですよね…。

 

普通の料理…!

 今回の料理は、魔物をほとんど素材に使っていない(ベーコンくらい?)普通の御飯でしたね。センシのキャベツ煮もオークのもおいしそう…!マルシルが嬉しそうでよかったです。
 あと、”盗れたて”野菜とか”略奪”パンとかメニュー名が楽しくて、細かいところまでしっかり考えられているのが大好きです。

 

 

 レッドドラゴンの情報が出てきましたが、ファリン救出のお話が進むのでしょうか。
 次回も楽しみです。