【アニメ感想】ファリン来襲と二人の大喧嘩『ダンジョン飯』第17話

 アニメ『ダンジョン飯』第17話の感想です。現在Amazon Prime Videoで視聴中です。原作は読んでいますが、一旦忘れるようにして、無心で見てます。
【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作既読ですが、それで分かる先の展開などにはなるべく触れないようにしています。

 

 

第17話 『ハーピー/キメラ』

 ライオスが黒魔術を使用してファリンを蘇生したことを話し、激怒したシュロー。様子を見に来た他の者たちにもそのことを知られてしまう。そこでハーピーたちの襲撃に遭い、撃退しようとするが…。
 というお話。

 

 

黒魔術使用がばれて…

 シュローから見たライオスの再現がおもしろい。ライオスの態度が周りから見たら不真面目にみえることがあるのは同意です。シュローが「こいつ…!」って気持ちになるのもわかります。でもそう見えるからって真剣に考えてないのとイコールではないし、実際ファリンのことを軽く考えているわけじゃないと思うし、人間分かり合うって難しい…。
 あとカブルー、シュローとライオスの間をフォローしてくれたり、悪い人ではないんですよね。というかこの二人の間に立てるってすごいと思う…。さすが人間観察が趣味(?)なだけあります。

 

キメラファリン戦

 突然のファリン来襲。
 上半身がファリンで、体が鶏で下半身や尻尾が竜なのかな。魔物にしか見えない姿は仲間達からすればショックですよね…。(ライオスだけは「すごくかっこいい」だったけど。)力があって、人の体があるから呪文も唱えられるって強すぎます。
 ライオスやマルシルが立ち向かえなくなってしまってるの、見てるとつらいです…。一方ファリンは圧倒的な強さで容赦なくて、シュローとカブルーの仲間たちはほとんど殺されてしまうし。悪夢みたいな出来事でした…。
 ほんとにちゃんと蘇生術の使える術者さんがいてよかったです。

 

ライオスとシュロー

 空気読めない人と空気読んでほしい人の組み合わせがとっても興味深いです。ライオスは友達ができたと喜んで積極的に絡んでいってて、シュローは我慢しつつ付き合ってあげてた感じでしょうか。
 ライオスは悪意がないからタチが悪いっていうのはその通りだと思います。本当にわかってないだけ、純粋な気持ちで言ってるだけだと思うと怒るに怒れないし、本音をはっきり言わないタイプのシュローとは最初は相性悪いだろうなぁ。
 本音をぶちまけながら殴り合ってお互いちょっと理解が進むのって、子供の喧嘩みたいだけど、そういうの二人ともあまりしてこなかったのかもしれないと思うと、必要な過程なんだろうなと思います。もっと友情を深めていく様子もみてみたいのに、シュロー、国に帰っちゃうのか。

 

迷宮攻略は続く

 魔術を書き換えてファリンを救うのに、ライオスがマルシルならなんとかしてくれるって全面的に信頼してるところ、よかったです。マルシルは黒魔術のことで皆にさんざん拒否されて落ち込んでるみたいだから。
 狂乱の魔術師を倒すと宣言してましたが、……大変そう。カブルーも言ってたけど、その後どうするのっていうのも問題だし。
 カブルー、魔物飯食べることになって、ライオスを殺すしかないと考えたり無の表情で食べたりしてるのがおもしろかったです。リンシャさんが「味噌汁で流し込め」みたいにお椀持っていってるところもいい。
 いろいろ言ってたけど、最後にもしもの時の助けをライオス達に用意してくれるシュローが優しい…。皆帰還しちゃって寂しくなりますね。
 ライオス達は黒魔術のせいで地上には戻れないし、このまま4人で迷宮攻略を続けるみたいですが、大丈夫なのかなぁ。

 

 
 次回も楽しみです。

 

 

▼ 前回のお話は ▼

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