【アニメ感想】『ダンジョン飯』 第11話

 アニメ『ダンジョン飯』第11話の感想です。現在Amazon Prime Videoで視聴中です。原作は読んでいますが、一旦忘れるようにして、無心で見てます。

【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作既読ですが、それで分かる先の展開などにはなるべく触れないようにしています。

 

 

第11話 『炎竜1』

 作戦を練り準備を万全にして、いよいよドラゴンとの戦いに臨むライオス達。しかしドラゴンは強力で、計画通りにいかず追い詰められてしまう。
 というお話。

 

 

激闘のレッドドラゴン戦

 今回は真面目な回というか、料理や食事のシーンもなく、がっつり戦闘してましたね。ここは本当にアニメで見たいと思っていた場面です。
 マルシルの魔法の描写、好きだなぁ。派手じゃないけど、かっこよくて。
 ドラゴンの火の息を防ぐのも、おびき寄せるのも、建物の瓦礫で押しつぶすのも計画通りにはいかず…厳しい戦いでした。
 その中でも、ちょこちょこおもしろいやりとりが挟まってましたね。ケン助が土壇場で逃げ出したり、必死で道に張り付いて抵抗してたり(おいおいと思ったけど、そりゃ怖いよね…)。ライオスがよくわからない言語でチルチャックに罵倒されたり(とうとうケン助の正体が…)。やっぱり包丁はミスリル製だったり(めっちゃ切れ味良さそう…)。

 

討伐…!

 策が全部失敗しているのに倒せてしまうのがすごい、ライオス達って本当に優秀なパーティーなんだなと思いました。臨機応変に考え、即座に決断して行動、結果を出したってことですから。
 センシの捨て身の囮やチルチャックが左目に攻撃したのもファインプレーだったし、特にドラゴンを仕留めた時のライオスがすごかった…。あれを覚悟して実行したんだと思うと、ライオスをかっこいいと認めてしまいますね。

 

兄妹の回想

 ファリンの才能に皆が気付くエピソード。髪が長めのファリンもかわいいです。
 ライオスとファリン、小さい頃はよく一緒に遊んで、成長してからも一緒に冒険して、仲の良い兄妹ですよね。ちらっと出てきた(たぶん)お父さんが渋い。
 最後の不安になるセリフはやめて~。
 あと、幽霊がエルフの指輪に縛られて成仏できないみたいな話をしてましたが、知らずに持っていてそうなるのが怖いし、エルフの力ってだいぶ危険なのでは。

 

回復と解体……ファリン?

 センシの回腹痛、骨が折れるような音がしてましたが。マルシルの魔法は少々荒っぽいけど、治るわけだから、まぁいいのかな…?ライオスの足、治って良かったですよ(涙)
 戦闘だけで終わらず、その後の解体作業がしっかり描かれるのがこの作品らしいなぁと思いました。胃や腸を開けたり内容物を確認したり、なかなかハードな描写です。
 そしてファリンの変わり果てた姿…。やっとここまでたどり着いて勝利もしたのにそんな。

 

 

 ダンジョン飯ってダークファンタジーですよね…。
 次回も楽しみです。