【アニメ感想】『ダンジョン飯』 第12話

 アニメ『ダンジョン飯』第12話の感想です。現在Amazon Prime Videoで視聴中です。原作は読んでいますが、一旦忘れるようにして、無心で見てます。
【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作既読ですが、それで分かる先の展開などにはなるべく触れないようにしています。

 

 

第12話 『炎竜2』

 ファリンを救うべく、現代では禁忌となっている古代魔術を使う決心をするマルシル。ワーグのものと混ざり合った骨の中からファリンのものを選び出し、骨格を組み立てていく。ファリンの骨格と竜の血肉を素材に蘇生術を行うが…。
 というお話。

 

 

黒魔術で蘇生

 マルシル、ばらばらで他生物の骨と混ざってしまっているのに、綺麗に人の骨格を組み立てられるのすごいなと思いました。魔術研究の一環で詳しくなったのでしょうか。楽しくなっちゃうライオスは相変わらずで、ツッコミ役が必須だなぁ。
 そしてマルシルの黒魔術描写、怖くてかっこいい…!
 でも「それ完全に使ったらマズいものでは…」という空気をひしひしと感じる魔法でしたね。「禁忌」「古代魔術」「黒魔術」、危なそうなワードが出てきてました。ファリンを生き返らせるには他に方法がなかったとはいえ、後々厄介なことにならないか心配です。
 何はともあれ、ファリンおかえり~!

 

マルシルとファリン

 今回のマルシル&ファリン、とてもかわいかったです。
 お風呂のシーンは気合い入ってましたね。湯気や水音がリアルでした。
 しっかりしたお風呂があったり、トイレが七つもあったり、入れない部屋があったり、不思議な家のある階層ですね。住人らしいあの女の子は、ファリンが話しているしゴーストなのでしょうか。
 ベッドでの会話も微笑ましくて…マルシルは本当にファリン大好きなんだなぁ。
 ただファリン、魔力がみなぎってたり、詠唱なしで防御魔法使ったり、なんか大丈夫…?黒魔術とか竜の肉とか…変な影響受けてませんかね。

 

ドラゴン飯

 燃料が満ちているドラゴンの傍で着火してふっとびかけたのに、ドラゴンをピザ窯にすることを思いつくセンシ、転んでもただでは起きないなぁ。竜の鱗が鉄板代わりにできるのも便利ですね。
 マルシルやチルチャックが魔物肉の味を論評できるまでになってて、感慨深いです。いろんな魔物を食べてここまできたんだなぁって。
 ライオスはもう……、うん、ドラゴン食べられて良かったね…と言ってあげるしかないです。食べた魔物をファリンに説明してるとき得意気だし。でも魚人をある意味食べたこと、ばらさなかったのはえらい。
 ファリンはさすがというか、ドラゴン料理を躊躇せず食べるし魔物食に興味津々で。マルシルからしたら「やめて~ファリンがライオス化しちゃう~」って感じでしょうかね。
 あとケン助がファリンにファイティングポーズとってるの、なんかかわいいです。

 

ライオスとファリン

 ライオスとファリンが抱き締めあうシーン、すごく良かった…。いい兄妹。ライオスは変な人だけど、妹思いのいいお兄ちゃんですよね。他のみんなが、二人のやり取りを聞いてしまって気まずそうにしつつも、良かったなって表情なのが好きです。

 

 

 めでたしめでたし、と思ってたら最後に怖い人が来ちゃった…!
 次回も楽しみです。