【アニメ感想】『ダンジョン飯』 第1話

 大好きな漫画作品なのでアニメ化がとても楽しみでした。せっかくなので感想を残しておこうと思い立ち、ブログを書き始めました。気軽に読んでいただければ幸いです。
 現在Amazon Prime Videoで視聴しています。最新話まで話が進んでいますが、1話から書いていこうと思います。

【注意】感想の中でアニメの内容に触れることがありますので、今回のお話を見た後にお読みくださいませ。原作の先の展開などには極力触れないようにしています。

 

 

第1話 『水炊き/タルト』

 ライオスのパーティーは迷宮の深層でドラゴンと戦い、全滅の危機にあった。メンバーの一人、ファリンの魔法によってパーティーは地上へ脱出できたものの、彼女はドラゴンに食べられてしまう。助けに行きたいが、迷宮に潜るにもお金がなく、食料も準備できない。そこで究極の選択として魔物を食べて進むことにするが…。

 というお話。

 

 

アニメ化うれしい

 物語の導入が、クラシックな王道ファンタジーの始まりのようでかっこよかったです。
 個性的で魅力的なキャラクター達が動いて話していて、見るのがとても楽しかった…!ライオスが思ったよりまともに見えました(褒めてます)。普通に話してるなぁって。魔物を食べたがる時点で十分変な人なのですけどね。
 エンディング映像(次回からはオープニング)が流れた時は、これからみんな出てくるんだ、と本当にワクワクしました。曲も素敵です。

 

奇妙な感覚に陥るおもしろさ

 原作を初めて読んだときは、妹が大変なことになっているのに、こんな感じでのんびりしていていいのだろうかと思ったものです。なんだか楽しそうですらあるライオス達(特にライオス)と同じく楽しい気持ちになっていていいのかなと。蘇生ができるらしいし、大丈夫なんだろうと自分に言い聞かせながら読んでいました。今回アニメで見た時は、もうわかっているのでそういった戸惑いはなかったのですけども。
 蘇生に関して、「みじん切りまでなら生き返った例がある」「状態によっては生き返ることができない」「生き返らせるときに失敗する可能性がある」といった説明がされていますが、世界設定がさらっと描かれているので流しちゃいそうになるんですよね。ゲームやゲーム世界を描いてる作品ではリスポーンや蘇生は普通だったりしますが、一般的なファンタジーの物語の中で皆が蘇生できるというのは、改めて考えると奇妙で独特な世界観だと思います。そもそも魔物を食べることがテーマになっているのがおもしろいですしね。

 余談ですが、死んでも蘇生可能な世界を描いている作品を読むと人口爆発しないのかなとか考えてしまいます。そういえば回数制限がある作品もあったなぁ…何かしら制限がないと世界が破綻しちゃいますもんね。


作ってみる…?

 干しスライムは、パッと見た感じ心太を思い浮かべましたが、つるっとした春雨やしらたきのような感じなのでしょうか。
 タルトが美味しそうでした。あまじょっぱい味なのかな…食べてみたいかも…。
 原作を読んでいる時は思わなかったのですが、動いて調理して食べているところを見せられると、なんとなく作ることができそうな気がしてくるから不思議です。料理シーンが秀逸なのでしょう。
 魔物を材料にはできませんが、再現ご飯を作るのも楽しいかもしれませんね。

 

 

 次回も楽しみです!